カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[120]

投稿日:2013年12月6日

行きはよいよい帰りはこわい

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←神奈川←東京
2008年12月12日

 津軽半島最北端の龍飛崎から日本海側の小泊に抜ける「竜泊ライン」の国道339号は冬期閉鎖で通行止め。そこで来た道を引き返し、三厩からは国道280号で青森に戻ることにした。
 まさに「行きはよいよい帰りはこわい」といったところで、蟹田を過ぎたあたりから天気が崩れ、雪が降ってきた。あっというまに路面は白くなる。転倒しないように最大限の注意を払って国道280号を走り、やっとの思いで青森に到着。青森では霙まじりの雨に変わった。
 国道7号のバイパスで東北道の終点、青森ICまで行き、そこでkoshiさんと握手をかわして別れた。
「またお会いしましょう!」
 koshiさんはここから東北道で盛岡まで行き、国道106号で宮古に向かっていく。
 koshiさんと別れると三内丸山遺跡へ。前日は時間切れで「縄文時遊館」を見学しただけだったが、今日は「縄文時遊館」を見学したあと三内丸山遺跡を歩き、復元された掘立柱や大型の竪穴式住居、高床式の建物群を見てまわった。
 三内丸山遺跡の見学を終えると、前日は三内温泉の湯に入ったが、今日は国道7号のバイパス沿いにある鶴亀温泉(入浴料390円)の湯に入った。青森市内にはこのような安い料金で入れる温泉銭湯が何湯もある。うらやましい限り。鶴亀温泉の湯にどっぷりつかり、冷え切った体をあたためた。
 湯から上がると、ふたたび霙まじりの冷たい雨の中を走る。
 国道7号のバイパス(青森環状道路)から国道103号に入り、青森の中心街へ。市民病院近くの食堂「檜家」で青森名物「生姜味噌おでん」を食べた。青森ならではの生姜味噌風味のおでんというのがすごくいい。そのあと「津軽そば」を食べた。プッツンプッツンと切れる素朴な味わいの田舎そば。合わせて800円。心に残る夕食を食べ終わると青森駅前へ。昨夜と同じ駅前の「東横イン」に泊まった。

第23日目:青森→青森
2008年12月12日
走行距離:187キロ(合計5,763キロ)
費用:
ガソリン 467円
龍飛崎温泉 500円
昼食 840円
ガソリン 610円
鶴亀温泉 390円
夕食 800円
宿泊 5,250円
カンビール 300円
合計 9,157円
総計 246,773円


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三内丸山遺跡の「時遊館」
三内丸山遺跡の掘立柱と竪穴式住居


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三内丸山遺跡の竪穴式住居の内部
三内丸山遺跡の高床式の建物群


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「檜家」の「生姜味噌おでん」
「檜家」の「津軽そば」


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青森駅前に到着


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